UA(GA4の前ver)の頃はユーザー側でボット(bot)のアクセス計測を除外する設定(フィルタリング)をしなければなりませんでしたが、GA4ではボット(bot)の除外設定がありません。
なぜ除外設定がないのか、ということについて下記で解説していきます。
botは自動的に除外(フィルタリング)されている
Googleの公式ヘルプによると、「既知の bot およびスパイダーによるトラフィックは自動的に除外される」とのことです。
つまり、ユーザー側で手間をかけて除外設定(フィルタリング)をする必要がない(そもそもその手段がない)ということです。
おそらく、UAではほぼすべてのアカウントでbot除外設定をONにしていたことから、GA4ではデフォルト機能として装着したのでしょう。(意図的にbotのアクセスを歓迎するマーケターはおそらくいないですからね…)
また、気になる方はあまりいないかと思いますが、実際に除外されたトラフィックの量についてはユーザー側で確認することはできません。
つまり、「botについてはユーザーの皆さんが考慮する必要はないですよ」というGoogleからのメッセージだと考えられます。(Googleさん、信じていますよ。。)
旧GA(UA)とは除外設定が異なる点に注意
一部、公開日時や更新日時の古い記事でも「GAのbot除外設定(フィルタリング)方法」に関する記述が見られますが、それらはGA4の旧バージョンであるUA(ユニバーサルアナリティクス)に関する情報となります。
もちろん、悪意のない記事ではありますが情報が古くなっている点に注意してください。
冒頭で記載の通り、GA4ではユーザー側で何も設定をいじることなくbotが除外されています。ご安心ください。